Ubuntu 13.04 にWineをインストールする + アタッシェケースを使う
Windowsで使っていたアタッシェケースをUbuntuでも使いたいと思い、まずはwineをインストールしました。
wineとは
Wine (ワイン)は、オープンソースの Windows API 実装を通じて、主として x86 アーキテクチャ上の Unix 系 オペレーティングシステム (OS) において Microsoft Windows 用アプリケーションをネイティブ動作させることを目標とするプログラム群である。
X Window System を利用して、16 ビット・32 ビット・64 ビット Windows 向け GUI アプリケーションを動作させることができるほか、MS-DOS 用アプリケーションも動作する。
Wine - Wikipedia
wineをインストールする
1. 端末で以下のように打ち込む
sudo apt-get install wine
2. 同意しますか、との旨の問いが2回表示されるので、Tabで選択、SpaceまたはEnterで決定する。
3. インストールが再開します。
4. インストールが完了しました。以下のようにバージョンを確認します。
wine --version
2013年6月27日時点では、wine-1.4.1がインストールされています。
Ubuntu 13.04にVimをインストールする+少々の設定
インストールと、少々の設定まで。
少々設定をいじる
vimの設定ファイルはホームディレクトリにあるそうなのですが、なぜか私の環境では設定ファイル(.vimrc)がなかったので作成します。
ホームディレクトリに.vimrcがあるか確認するには、
cd home ls --all
また、コマンドで
vim test.txt
などと打ち込んで、行番号などが表示されていたらどこかの設定ファイルが反映されています。(text.txtはなんでもok)
このテストファイルは後でまた使うので、:wqで保存しておきます。
以上のようにして.vimrcがあれば、それを編集します。
ない場合は、
vim .vimrc
と打ち込んで、新しく.vimrcファイルを作成します。
そうしたらvimが起動して編集できるようになるので、iまたはaを押して編集モードにして以下のように打ち込んでみます。
set nocompatible set number
これで:wqを押して保存して閉じ、先ほど作成したtest.txtを開いてみます。
最初は何も表示されていなかった画面に、左側に1という数字が追加されたと思います。
試しに改行してみると、2,3,...と増えます。行番号の表示ができました。
また、シンタックスをオンにし、カラースキーマも変えておきます。
カラースキーマはここからダウンロードして、
https://github.com/tomasr/molokai/tree/master/colors
ダウンロードしたものを/etc/share/vim/vim73/colorsに移動させます。
mv ~/Downloads/molokai.vim /etc/share/vim/vim73/colors/molokai.vim
移動ができたら、設定ファイル(.vimrc)に以下のように追記します。
syntax on solorsheme molokai
これで、デフォルトの配色から↓
カラースキーマをmolokaiに変更したもの↓
こんな感じになります。
デフォルトのカラースキーマはこちらのサイト
デフォルトでインストールされている — 名無しのvim使い
にまとめられています。これらについては今回のようにvimファイルをダウンロードする必要はなく、「colorscheme カラースキーマ名」で設定することが可能です。
こちらのサイトでは人気のカラースキーマがまとめられています。見やすそうですね。
新卒さんのための人気Vimカラースキーマランキング5+1(vim.org & github調べ) - 黒魔法使いの弟子
以上、Ubuntu13.04へのVimのインストールから少々の設定でした。
Ubuntu 13.04のフォルダ名を英語表記に変更する
さっぱり忘れていました。
何かをブラウザでダウンロードしたとき、「ダウンロード」フォルダに入ります。
それはいいのですが、端末で階層を移動したいと思ったときにフォルダ名が日本語だといちいち半角/全角を切り替えねばならず、面倒です。
同じことを思った方は、以下のコマンドで日本語名のフォルダ(デフォルトで作成されるもの)を英語にしてしまいましょう。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
ディレクトリ名を変更しますがよろしいですか、という旨のダイアログが出ますので、OKを押します。
これで完了!
Ubuntu 13.04にPandocをインストールする
Ubuntu13.04にPandocをインストールします。
pandocが入っているかチェックする
pandoc --version
pandocはありません、以下でインストールできます。のようなメッセージが出たら入っていないので、次のようにインストールします。
pandocをインストールする
sudo apt-get install pandoc
pandocがインストールできたかチェックする(兼バージョンチェック)
このように確認します。
pandoc -v
私はこのようになりました。(2013.6.23時点)
pandoc 1.10.1
以上です。
Ubuntu 13.04にpipをインストールする
ez_setup.pyをダウンロード・実行する
easy_installというツールを使うため、以下のようにez_setup.pyをダウンロードします。
wget http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py
ez_setup.pyはpythonのファイルなので、Pythonで実行します。
sudo python ez_setup.py
easy_installを使ってpipをインストールする
sudo easy_install pip
以下のコマンドでインストールできたか、そしてバージョンを確認します。
pip --version
以下のようになりました。(2013.6.23現在)
pip 1.3.1 from /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/pip-1.3.1-py2.7.egg (python 2.7)
以上です。
Ubuntu 13.04にGitをインストールする
Gitが入っているかチェックする
git --version
Gitをインストールする
sudo apt-add-repository ppa:git-core/ppa
追加しますが 続けますか、キャンセルしますかと聞かれるので、
Enterで続ける
sudo apt-get update sudo apt-get install git-core
Gitがインストールされたかチェックする
できたか確認するために以下でバージョンを見る
git --version
git version 1.8.3.1が入りました。(2013.6.23時点)
以上です。
Ubuntu13.04にOracle VM VirtualBox 4.2をインストールする
Ubuntu13.04にOracle VM Virtual Box 4.2をインストールします。
Virtual boxをインストールする
参考にしたサイト
- Virtual box公式サイト(中段にインストールについての説明があります)
https://www.virtualbox.org/wiki/Linux_Downloads
- Ubuntu で Virtualbox を使う | Linux Computing
まずはレポジトリを追加する
1. /etc/apt/source.list の最初の行に以下の行を追加します。(わかりやすいので最初の行にしますが、どこでもいいです)
sudo vi /etc/apt/source.list
## for download Virtual box (added 2013/06/15) deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian oneiric contrib
※ ##の行は、メモなので書かなくてもまったく問題ありません
2. 右上の設定ボタンを押す
3. システム設定を選択
4. ソフトウェアとアップデートを押す
5. 左下の追加を押す
6. APTラインに以下を入力する
deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian precise contrib
7. ソースを追加(A)をクリックする
公開鍵を取り込む
1. 「here」を右クリックして、「名前を付けてリンク先を保存」
2. 右下で、「平文テキストドキュメント」ではなく「全てのファイル」を選択
3. ホームディレクトリに保存する
※ホームディレクトリの確認方法
普通は端末を起動した最初の場所がホームディレクトリです
端末を起動したらpwdを押すと、現在位置が表示されます
/home/ユーザー名
4. apt-keyで公開鍵を追加します(oracle_vbox.ascは上記で保存したもの)
sudo apt-key add oracle_vbox.asc
virtualboxをインストールする
1. まずはUbuntuをupdate
sudo apt-get update
2. VirtualBoxをインストールする
sudo apt-get install virtualbox-4.2
Extention Packをインストールする
USB2.0が~~というエラーが出るので、対応します
1. 本家からVirtualBox 4.2.12 Oracle VM VirtualBox Extension Packの「All supported platforms 」をダウンロードする
2. ダウンロードしたものをダブルクリックして実行
3. 機能拡張しますか?的なことが出てきますので、そのまま進める
同意を求められる画面では、文面を最後まで読まないと何も押させてくれないので、スクロールして目を通す
4. ユーザーをvboxusersに加える
sudo gpasswd -a 自分のユーザー名 vboxusers
自分のユーザー名は、端末を起動したときの@より左の文字列です
5. ログインしなおしてグループへのユーザー追加の設定を反映させる
VirtualBoxを起動してみましょう
- 左上のロゴマークを押して、「virtual box」と検索する
- Oracle VM Virtual Boxが出てくるので、クリックする
以上がUbuntu13.04にVirtual Box 4.2をインストールする手順です。
私はこの後CentOS6.4をゲストにインストールしました。
そちらについては別のエントリに記述します。